施設概要

ネイパル北見について

ネイパル北見は、網走国定公園内のサロマ湖(面積は北海道最大)東岸に位置する、道立青少年教育施設です。 湖に沈む荘厳な落日や、日本最大の海岸草原とされる北海道遺産ワッカ原生花園に咲き乱れる300種以上の草花、世界最大とも言われる古代遺跡群、冬には水面 が真っ白な流氷で覆われるオホーツク海がすぐ近くにあり、広大な自然や深い歴史に恵まれた環境にあります。

『ネイパル北見』は、「自然=nature(ネイチャー)」と「仲間=pal(パル)」を合わせた造語と、 所在地である北見を組み合わせた名称です。
ネイパルは道内に6か所あり、青少年の集団宿泊体験や自然体験活動を支援することで青少年の健全な育成を図ることや道民の生涯学習活動の促進を図ることを目的としています。

北見市常呂町について

【地勢】北緯44度07分、東経143度58分。
網走支庁管内の東部に位置し、東は網走市、西は佐呂間町に隣接しています。
北はオホーツク海に面して、南東には丘陵性の山岳が多く、北西部は大きな平野が拓け、肥沃な農耕地として利用されています。また、サロマ湖の一部は北見市常呂町に位置しています。

【気候】夏は涼しく、冬は北海道内でも比較的暖かいのが特徴です(真夏の最高気温は22℃、真冬は-10度内外)。 降水量も少なめで、札幌地方の約半分(積雪期間は117日程度)。 オホーツク海の流氷は、例年1月中旬に接岸し、3月末頃まで海を閉ざします。

沿革

ネイパル北見は平成3年当時の『常呂町立かき島青年の家』から北海道に移管し、現在(令和5年3月)まで、実利用者数70万人を超える人々に利用されてきました。平成26年4月の道条例改正に伴い、施設名を『北海道立青少年体験活動支援施設ネイパル北見』と変更いたしました。また、平成19年から「指定管理者制度」を導入し運営しています。

指定管理者
平成19年4月~平成26年3月 (株)阿寒グランドホテル
平成26年4月~令和4年3月 根釧NET・クロエ_コンソーシアム
令和4月4月~ NPO法人 根釧野外教育センター屯田の杜野外学校

所章

このデザインは、サロマ湖の豊かな自然に若者たちが生き生きとしている姿をイメージしています。 緑色はネイパル北見の周りに生えるかしわの樹木を、赤とオレンジはサロマ湖の美しい夕日と若人の情熱を表しています。
平成3年4月10日制定 (常呂中学校:長谷川 梢)